コース概要
JUnit 5・Mockitoを使った単体テストから、Spring Bootのレイヤー別テスト(Repository・Service・Controller)まで、実務で必要なテスト技術を体系的に学びます。テストを書くことで、コードへの自信が生まれ、安心してリファクタリングや機能追加ができるようになります。
テストは「余分な作業」ではなく、開発スピードを上げるための投資です。このコースを修了すれば、自動テストを当たり前に書けるエンジニアとして、チーム開発でも即戦力として活躍できるようになります。
カリキュラム
全14レッスン
テストとは何か?なぜ書くのか
自動テストの目的と種類を学び、テストピラミッドの考え方を理解します。テストを書くコストと書かないコストを比較し、なぜテストが実務で必要なのかを理解します。
JUnit 5 セットアップと最初のテスト
Maven への JUnit 5 依存関係の追加からテストクラスの作成まで、実際に手を動かしながら学びます。@Test・assertEquals など基本アノテーションとアサーションを使い、最初のテストを動かすことをゴールとします。
アサーションを深める
assertAll・assertThrows・assertTimeout など、実務でよく使うアサーションを学びます。複数の検証をまとめて実行する方法や、例外・処理時間の検証を習得し、より実践的なテストが書けるようになります。
ライフサイクルとテスト設計
@BeforeEach・@AfterEach・@BeforeAll・@AfterAll を使ったテストのセットアップとクリーンアップを学びます。@Nested でテストをグループ化し、読みやすく整理された構造のテストが書けるようになります。
パラメータ化テスト
同じテストを複数の入力値で繰り返し実行できる @ParameterizedTest を学びます。@CsvSource・@CsvFileSource・@MethodSource など、データの提供方法を使い分けて、効率的なテストが書けるようになります。
条件付きテストと拡張機能
OS・Javaバージョン・環境変数などの条件によってテストの実行を制御する方法を学びます。@ExtendWith による拡張機能の導入と @Tag を使ったテストの分類・選択実行も習得します。
モックの基礎
Mockitoを使ったモックの基本を学びます。mock()・@Mock・@InjectMocks・when/thenReturn を使って依存関係をモック化し、テスト対象を独立して検証できるようになります。
振る舞いの検証
verify() を使ってメソッドが正しく呼び出されたかを検証する方法を学びます。呼び出し回数の検証・ArgumentCaptor による引数の内容確認・引数マッチャーの活用など、実務で必須となるMockitoの検証テクニックを習得します。
スパイと例外のモック
@Spy を使った部分モックの仕組みと、thenThrow・doReturn・doNothing を使った例外や void メソッドのモック方法を学びます。mock・spy・@MockBean の使い分けも整理します。
Spring Bootでのテスト設計
Spring Bootアプリケーションにおけるテスト全体の戦略を学びます。テストスライスの考え方と各スライスの役割・使い分けを理解し、レイヤー別テストの基礎を固めます。
DAOテスト
@DataJpaTest を使ったRepositoryレイヤーの単独テストを学びます。H2インメモリDBのセットアップ・@Sql によるテストデータ投入・findBy系やカスタムクエリの検証方法を習得します。
Serviceテスト
@ExtendWith(MockitoExtension.class) + @Mock を使って Repository の依存をモック化し、Service レイヤーのビジネスロジックを単独でテストする方法を学びます。正常系・異常系・例外ハンドリングの検証パターンを習得します。
Controllerテスト
@WebMvcTest と MockMvc を使って Controller レイヤーを単独でテストする方法を学びます。HTTP リクエスト・レスポンスの検証・JSONパス検証・バリデーションエラーの確認・認証が必要なエンドポイントのテストを習得します。
総合演習:CRUDアプリのテストスイートを作る
これまで学んだ JUnit 5・Mockito・Spring Boot テストの知識を総動員して、CRUDアプリケーションのテストスイートをゼロから構築します。JaCoCo によるカバレッジ計測も行い、テスタビリティの高いコード設計についても学びます。
